ミニちゃんちゃんこの歴史

 ミニちゃんちゃんこを作ろうと思ったきっかけは、昨年の義父の還暦祝いの時。
義父は、還暦祝いの赤いちゃんちゃんこは、絶対に着ないと言っていたんですよ。でも、還暦といえば、やっぱり赤いちゃんちゃんこじゃないのかな?という私の考え方も古いですけどね。それで、大きな赤いちゃんちゃんこは、作ったとしても着ないだろうし、どうしようか?どんなプレゼントにしようか?と、何ヶ月も前から、悩みました!

 悩みながら、ネットサーフィンをしていると、断片的ですけど、これをしたいな〜あれもいいな〜といったアイデアが浮かんでくるんですよね。
 そのうち、そのアイデアをうまく全部丸め込んだプレゼントはできないか?と思うわけです。断片的になっていたキーワードは、「ちゃんちゃんこ」「赤」「還暦」「手作り」「プレゼント」「花」「家族」。
 とりあえず、還暦の日取りを決めて、計画を立てます。還暦を祝うのは、義父の誕生日と予定していたのですが、その前日から、連休で休みであることから、前日行うことになりました。
 義父には、当日になるまで、還暦のお祝いをするということは、内緒にしての計画です。
日取りも決まったことによって、アイデアができてきました。

初代ミニちゃんちゃんこ

最初の予定は、奥行きのある大きな額縁に、小さなちゃんちゃんこを入れてみたらどうだろう?と。それに、花を添えられればなと。
でも、問題発生!奥行きのある大きな額縁などないのです。(あっても非常に高い!)
そこで、あちこち見て、悩んだ結果・・・コレクションケースが目に留まったのです。
これなら??と。小さな9つの飾りスペースのあるコレクションケースと扉で閉鎖できる大きな15の飾りスペースのあるコレクションケース。この2つで悩んだのですが、大きなもののほうが、いいかな??ということで、15飾れるコレクションケースを購入。こちらの価格、1360円!

そのまま、小さなちゃんちゃんこ用の赤い生地と和柄の生地も購入して帰りました。生地は、2色で960円ほど。ちゃんちゃんこの作り方をあちこち探しまわり、ほとんど自己流で型紙を作成、縫い方も完全に自己流です。多少縫い目があらいかもしれないけれど、それは手作りだからこそ!と。
大黒頭巾も縫い方など、まったくわからないけれど、パッと見て、それだと思えるものであればいいと、試行錯誤しつつ、作り上げました。
それから、四角い座布団を添えるつもりだったのですが、それだと、つまらないような気がして、その当時流行りでもあったおじゃみ座布団にしてみることに。縫うのは少しばかり、戸惑ったこともありますが、なんとか完成しました。それが、右の写真のちゃんちゃんこ、第1作目です!今でも実家に飾られています。

ちゃんちゃんこ

計画は、ちょっとばかり変更し、ちゃんちゃんこもコレクションケースの幅と高さに合わせて作ることになりました。そのために、9cmサイズなのです。
そして、余った飾りスペースは、両親意外の兄弟それぞれの夫婦で、そのサイズにおさまるプレゼントを準備することで合意。
1人あたり、1個のスペース。うちでは、4人なので4スペースで、子供達にも何かプレゼントを準備してもらうことに。弟夫婦は3人なので、3スペースをお願いしてみました。ちゃんちゃんこの部分をのぞいて・・・残りは、7スペース!
 このスペースのほとんどは、真っ赤なバラで埋め尽くされることになりました! バラといっても、ブリザーブドフラワーなので、一生枯れません!今回ブリザーブドフラワーは、オークションで購入。なんと72輪で3000円という安さ!
アレンジが、失敗したとしてもたくさんあるから、大丈夫!
実は、ブリザーブドフラワーは、今まで取り扱ったことがなかったりします。私自身、初めての対面。初めてのアレンジとなりました。そのため、最初は、小さなもののアレンジをして、練習を重ね、コレクションケースも自己流のアレンジを加えて、飾りつけてみました。
バラ意外は、造花ですが、これは、これでいいバランスになったと思っています。残っている部分には、家族写真を飾ってみています。
還暦だからといって、すべて 赤いもので揃えるよりは、ポイントで赤をもってきたことで、バランスがよくなったのではないかなと思います。

 ちょっとばかり小さくて、わかりづらいかもしれないですが、右の写真が、還暦祝いのプレゼントに贈ったものです。
統一性はないかもしれないけれど、家族それぞれの心のこもったプレゼントや手紙をひとつのコレクションケースに飾っています。
ちなみに、これは当日撮ったもので、扉を開けて撮っています。

コレクションケースの写真をクリックすることで、大きな画像で見ることができます。

贈ってよかった、ミニちゃんちゃんこ

 実は、還暦祝い当日は、ただただ、たくさんのプレゼントに驚いていた義父。ちゃんちゃんこが手作りだと最初に、気づいたのは、義母でした。
 次の日に改めて、見てみたようでして、小さいちゃんちゃんこが、手縫いであるということを発見したようです。
もともと、還暦祝いは、家族が集まって、夕飯でも一緒に食べられればいいなというような感じだったらしいので、思っていたよりも、ちゃんとプレゼントもあって、ケーキもあって、ビックリだったようです。とても喜んでいただけたってことで、還暦祝いをやってよかったなと思っています。
まだ1年は経ちませんけど、しっかりキレイにされて、居間で飾られています。
当日の還暦祝いの様子は、「我が家の還暦祝い」で詳しく説明しますね。

Designed by CSS.Design Sample